理事長所信

理事長所信/2012年度


社団法人西脇青年会議所
第52代理事長 藤井篤史

時間の経過というのは"変化"を起こします。何の"変化"もしないということはありません。時代と共に、今世界の勢力図が変わろうとしています。日本という国はこれから世界でどういう位置になっていくのでしょうか?私達の地域はこれからどうなるのでしょうか?

我々西脇青年会議所は日本の高度経済成長に合わせ会員数を増やしてきました。私が入会した1999年西脇青年会議所のメンバーは60名以上いました。 おそらく90年代というのが、西脇JCを含めて日本JCのメンバー数が最多の時代であったと思います。その後バブル崩壊によって、JCメンバーは全国的に減少していき、近年の中国をはじめとするアジア諸国の台頭、またリーマンショックによる世界的な大恐慌で日本経済が冷え込み、会員が激減し、今では都市部との地域格差も広がっています。

しかし、会員減少の要因は経済だけではなく「時代が変わった、世の中が変わった」というのが大きな理由だと思います。私達の暮らしや教育・インフラなどの生活環境も変わりました。そして"JCがある"の時代から"JCもある"の時代へ世の中は変化しました。

JCは約100年前に創設されました。西脇JCも50周年を迎えました。50年前と今とでは社会は大きく変化しました。めまぐるしく変わる世の中で、何事も変わることなく続けるのは不可能と言ってもいいと思います。創設以来様々な規則や運営や慣習など積み上げてきたものは複雑になり、変えにくくなり、JC運動の本来の意味さえ曇らせてしまうほどになっている気もします。

西脇多可合併協議会設立運動のときに西脇青年会議所はこんなキャッチコピーを掲げていました。 「変わらないためには変わらなければいけない」と。

私たちJAYCEEは自分の幸せのためだけに集まっているいわゆる"共同体"ではありません。 確固とした目的のために活動している"機能組織"です。 目的のために変わるべき時に変われないのであれば、無くなるしか道は無いと思います。また、目的を無視して変わるのであれば 、それも無くなるしか道はないと思います。

2012年度(社)西脇青年会議所は会員数20名のスタートとなります。「少ない」「大変だ」そんな声をよく耳にします。

しかし私はこう思うのです。下を向いてはいけない。難しい顔で悩んではいけない。暗い顔をしている団体に誰が入会しますか?そんな団体に魅力はありますか?

魅力ある団体になるためには、皆が楽しく笑顔で元気よく活動しなければなりません。楽しく活動している団体に人は入会したいと思うはずです。そしてカッコイイ大人になりましょう。カッコイイ団体に人は惹かれるのです。西脇青年会議所メンバー皆がカッコイイ大人になるともっと会員は増えるはずです。

まずはPR

西脇青年会議所に入会してもらうためには、多くの人に"JC"を知ってもらわなければなりません。まずPR活動に力を注ぎ、JCって何?と興味を持ってもらいましょう。

その後は、JCがとても良い団体であることを分かって貰いましょう。人は無知な事には興味がない。興味がない人を幾ら誘ったところで入会は難しいと思います。まず人の目を引き、興味を持ってもらい、この団体が楽しいということを分かって貰いましょう。

何より家族が大事です。

私が入会した年クリスマス例会が継続事業として行われていました。神戸のホテルに家族を招待して華やかなイベントやビンゴゲーム、美味しい料理が振舞われる楽しいパーティーでした。

その時私はJCに入会しなかったらこんなパーティーは経験できないだろうと思いました。JC本来の活動ではないと思います。しかし私達JCメンバーが活動できるのは、家族の理解があっての事だと思いますし、年に一度は家族に感謝し家族とメンバーの慰労の為の例会があっても良いと思います。そして私が感じたように新入会員に入会しないと味わえない経験をしてもらい、入会して良かったと思ってもらいたい。それが会員拡大の一助にもなると思います。

加杉野経営塾

"明るい豊かな社会の創造"がJCの活動目的です。会員の減少は世の中が"明るい豊かな社会"になったからなのでしょうか?JCは必要がなくなったということでしょうか?

私はまだこの社会にはJCが必要だと信じています。いや、こんな時代だからこそJCが必要なんだと強く思います。そのためには皆で経営学を学び、次代を担うリーダーを育てなければならないと思います。会員獲得のため、JCに興味を持って貰うためにもまず経営力を身につけるための塾に人を集めることが拡大につながるのだと思います。

「JCがある」~「JCもある」の時代から「JCしかない!」
"Only JC"の時代へ

行政や議員の目的はJCの活動目的と同じ"明るい豊かな社会の創造"です。でも行政や議員には出来ないこと。考えつかないことがあります。色んなボランティア団体がある中で、JCにしか出来ないことがあります。行政や議員や他団体が出来ない、JCにしか出来ないことをやりましょう。

そして皆で魅力あるまちにするにはどうすればいいか話し合い、提言しましょう。そのためにはまず、地域行政や議会などに関心を持ち、学ぶことが必要です。

子ども達よ、貪欲に生きろ!

最近の子どもは豊かな暮らしで、大人に甘えた子が増えているように思えます。豊かに暮らせて当然、大人が子どもの世話をして当然、便利な社会で自分の望む事は努力しなくても出来ると思って惰性で生きているのではないでしょうか?そのため生活するうえでの創意工夫、斬新なアイデアが考えられない子どもが増えているように思えます。また命の大切さや他者を思いやる気持ちも薄れているようにも思います。

「貪欲に生きろ!」とは他者を蹴散らし生きることではなく、生きる力を付けて欲しいということ。生きて行く上での知恵や豊かに暮らせるためのアイデアを考えられるようになって欲しいということ。そして生きていく上で多くの人に支えられていることを知り、社会と調和をとることで、人生を豊かに生きていく。そんな貪欲さを持って欲しいということです。貪欲に一所懸命生きれば人はやさしくなれると思います。

そんなこれからの地域を支える健全で自立した強い子どもを育てるために子ども達で考えて行動し、その上で地域の大人達が厳しく、また親切に助言をすることで子ども達の貪欲に生きる力を伸ばしましょう。

そして昨今地元を離れる若者が多い中で、地元に可能性があるということを感じることができれば、地元に帰ってくる若者が増えると思います。そんな未来の西脇JCメンバーを育成し地域の将来を担う若いリーダーを育てましょう。

会員資質の向上に努める

近年会員の資質の低下が叫ばれています。会員減少のためただ闇雲に会員を増やし教育を怠ったツケなのか?またそういう時代なのか?

昔は新入会員セミナーという入会3年未満の会員を対象にしたセミナーがありましたJCが何故何の為に存在し活動するのかを先輩が後輩に教えるセミナーでした。私達の活動の源であるJCバイブルを学び、JCの歴史や成り立ち、活動方法などを学ぶことが大切です。

また、昔の先輩達は何気ない会話の中でいい言葉を残してくれました。JCについて、リーダーシップについて、人生について、仕事についてなど、心に染みる言葉や心を揺さぶる教えがありました。JC活動にはそんな先輩から後輩への贈る言葉が会員の資質向上に繋がっていることが多々あります。

しっかりと「JCとは?」を考え学び後輩達に伝えていかなければなりません。いろんなところに出向し、いろんな人に会って学ぶこともいいでしょう。セミナーや会議などに出席し学ぶこともいいでしょう。しかし私は一人ひとりが深く考えることが大切だと思います。

心は無限に深く広がっています。なぜ?を心の中で繰り返し、真理を見つけることが大切であり、それが人の心を揺さぶる言葉に繋がるのだと思います。

明るい豊かな社会の創造とは?

明るい豊かな社会とはどんなものなのか考えたことはありますか?お金があれば明るい豊かな社会でしょうか?お金が全てなのでしょうか?お金=幸福なのでしょうか?

お金が無くても幸福な人は沢山います。お金は沢山あるが仕事で疲れ・人生を楽しむ時間も無い。そんな人が突然仕事を止め、自給自足の生活をして幸せに暮らしている話はよく聞きます。

世界的に見ても豊かなはずの日本人の幸福度が低いのは何故でしょうか?日本と比べて豊かな暮らしとは言えない国でも幸福度が高いのは何故でしょうか?

資本主義は突き詰めれば競争社会。自由に競争すればするほど格差を生み、学歴社会になり、金持ちが偉いという構図を作る。

逆に社会主義はどうでしょうか?社会主義の国では一人頑張っても報われない。結果、自由な暮らしを制限される。

私達の取り巻く環境は常に資本主義と社会主義のジレンマです。JCは社会に対してどんな運動をすればいいのか?いろんな角度から見る必要があるのではないでしょうか?

みんな仲良くケンカしよう

会員が少なくなったということは、デメリットばかりではありません。メリットもあります。皆が情報を共有しやすかったり、動きが取りやすかったり、また色んな役職を多く経験できることで人生のスキルが上がることでしょう。

そして何より、皆で議論を活発にしやすいと思います。積極的に議論をしましょう。時には激しい議論になったり、意見が噛み合わなかったり、相手を批判することもあるでしょう。

でもそれがとても大事です。それが相手のためでもあり、全体のためでもあります。でも感情的にならずに議論の最後には必ず握手をして終わりましょう。

青年会議所は議論をするところですから―

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次回例会のご案内

2012年度 12月例会

美・加杉野クリーンアッププロジェクト

開催日時 2012年12月2日(日)
AM7:10集合/AM7:25開会
開催場所 へそ公園及び周辺地域
内  容 12月9日(日)に開催される、「第35回日本のへそ西脇子午線マラソン大会」会場エリアを清掃します。地域の美化活動の一環として開催エリアの清掃活動を行います。 ※一般公開
担  当 加杉野委員会

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